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高3の夏、先輩達のバンドのドラムをやりました。 ライブ後の打ち上げをしている時に樹海にでも肝試しにいかね? ということになり、6人で車に乗り向かいました。 着く頃には深夜2時になっていました。 樹海には色々洞窟がありそこまでの道や中も整備されています。 その中の氷穴というところに行くことになりました。 道路からちょっと入ったところに車を止め、車についている懐中電灯1本で砂利道を100〜200mぐらい歩きました。 歩いてすぐ、木の下に靴が並べてあって樹海にきたんだなと感慨深くなりました。 氷穴にたどり着くと中は真っ暗で懐中電灯1本をたよりに6人で中腰になりよたよたと中へ入っていきました。 下は凍っていてすべるし、頭上は小さなツララがいっぱいでそこらじゅうぶつかりながら先に進むと、 懐中電灯が照らし出したのは、氷漬けの観音様!!!! 一同ドン引きしながらさらに奥に行くと、 業務用のタンスほどでかいクーラーが冷気を吐き出していました。 ある意味ドン引き… 結局なにもなく帰途につき皆でぼろ雑巾のようにコタツで寝ました。
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