【 元旦に… 】への返信
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> 私が小3の頃だったでしょうか。 > 私の地元(岩手のド田舎)では、元旦の明け方に神社?で一年間の無病息災を祈る風習のようなものがあったんです。 > > この日が私にとって初めてこの行事を体験する日になりました。 > 友達と道の途中で会った私は、それまで一緒にいた祖父と別れて、スケートが出来るほど凍りついた道路をゆっくり二人で歩きました。 > 道は険しくなり、いつの間にか真っ白な雪の下から見える道は砂利道になっていました。 > 目的地へは、近くの道を2,3度車で訪れた事しかなく、それも1年以上前の話で、学校でも自殺があった所だと聞いていたので近づきたくないと思っていた所でした。 > 二人で話すのに夢中で、前を歩いていた大人も見えなくなってしまったのですが、 > 二人ともうろ覚えのはずの道を分かれ道さえ迷わずすらすらと歩いていました。 > 雪は夜が明ける前にやんでいました。 > 日ももう上がり始めて、徐々に暖かくなるはずでした。 > しかし、道がその目的地に近づくにつれ、寒くなるのを感じました。 > さらに進むと、道の下には墓地が見えて来ました。正直、小学生二人だけでそこにいるのは気味が悪かったので、早く行こうとふと道を見ました。真っ白な雪の上に赤が広がっていました。何か動物(であってほしい…)の血でした。 > 言い知れない気持ち悪さに二人で走っていました。 > そして、そこに着いたんです。 > 真ん中にキャンプファイヤーのように木を組んで焚き火をしてありました。皆がいたのに安心して、二人で火にあたっていました。日ももうすでに上がって辺りは明るくなっていました。 > しかし、寒さはどんどんひどくなっていきました。火にかざす手は確かに暖かいのですが、体の震えは止まりません。周りを見ると木に隠れた闇の中にボロボロの建物が見えます。 > そこは人目を避けるように、文字通り"黒"でした。冷たい風はそっちから吹いていました。 震えが止まらない私はその後少しして帰る事に。帰り道には何故かあの赤いモノはありませんでした。 > > この年以来、場所は変わってしまいました。近づく事も無くなり、中学に上がった私は、ある友達に聞きました。そこは、自殺があっただけでなく、地元公認の心霊スポットなのだと。もちろんまだソコにあります。 > (分かるでしょうか?一度心霊スポットランキングで1位になったあの場所です…。霊園などではありませんが。) >
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